2013年05月27日

ジャック・ダニエル

 ウイスキーって、知って飲むのと、知らずに飲むのでは、おいしさ(面白さ)が違って感じますよね。

 今日のウイスキーは、ジャックダニエル

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 私がはじめてジャックダニエルを飲んだのは、今から何年も前のこと。

そのときは、私はジャックダニエルを、ジャックダニエルとして飲んだのではなくて、1つのウイスキーとして飲んでいた。

当時は、今ほどお酒に慣れていなかったので、ジャックダニエルの味わいどころか、ウイスキーの味わいすら理解していなかった。


 ジャック・ダニエル

 ウイスキー・ジャック・ダニエルを知る上で知っておかなければいけないのが、ジャック・ダニエルはテネシー・ウイスキーであるということ。

 バーボン・ウイスキーとテネシー・ウイスキーの違い

まずバーボン・ウイスキーとは、

・原料となる穀物の51%以上80%以下がトウモロコシであること

・蒸留はアルコール度数160プルーフ(80度)以下で行い、熟成は125プルーフ(62.5度)以下で行うこと。

・熟成には内側を焦がした新しいホワイトオーク樽を使用しなければならない

・原酒には水以外のものを加えてはならない


などと定められている。

 テネシー・ウイスキーは、これに加えて、

・蒸留した原酒は、樽熟成の前に、テネシー州産のサトウカエデを燃やしてできた木炭でろ過(チャコールメローイング)しなければならない

・テネシー・ウイスキーはテネシー州で造らなければならない


と規定されている。


 ジャック・ダニエルについて

 ジャック・ダニエル・ディスティラリーは、当時20歳の青年ジャック・ダニエルによって創設した。

ジャック・ダニエル氏によって、テネシー州リンチバーグで創設した蒸留所は、政府登録蒸留所として、全米最古の歴史をもち、政府の史跡にも指定されえている。

 貧困な家庭で生まれたジャック・ダニエル氏は7歳の頃、キリスト教の伝道師ダン・コールのもとで、ウイスキー造りの手伝いとして雇われることとなった。

ダン・コールから文学とウイスキー造りの詳細、販売方法を習ったジャック氏は、13歳の頃蒸留設備一式を買い取り、独立した。

 ジャック氏が16歳の頃、テネシー州リンチバーグにライムストーン・ウォーターがコンコンと湧き出る洞窟の泉「ケイブスプリング」を発見。近くに蒸留所を創設する。

 この年、ジャック・ダニエルは正式に蒸留所の登録をし、登録1の最古の蒸留所となった。

 
 テネシー・ウイスキーを勉強することで、初めて知った言葉「チャコールメローイング」

チャコールメローイングはバーボンにはない独特の工程で、原酒を熟成前にサトウカエデの木炭でろ過を行う。

乾燥させたサトウカエデの角材を組み重ね、蒸留したばかりのアルコール度数70%のウイスキーを撒いて、火をつける

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よい具合に燃えたところで、水をかけ消化をし、木炭を砕いてろ過用の炭にする。

蒸留したウイスキーを、この炭に1滴1滴ゆっくりと時間をかけてろ過させていくのが「チャコールメローイング」

この工程で、トウモロコシの油分が除去される一方、ウイスキーはサトウカエデの木炭から風味を受け取るのである。


 今日のジャック・ダニエルも、創業者の製法が厳格に守られ、

原料のトウモロコシはコーンベルト産の最高級グレードのもの、ライ麦や大麦はミネソタやダコタ州産を使用、サワーマッシュに混ぜるモロミ残液は20%までといった具合で、

さらに、樽熟成でも、樽の位置を変えるローテーションは行わないなど、これらはすべて、創始者ジャック・ダニエル氏の思想のもと、味を保つために守られている。

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 これらのことを知った上で飲むジャック・ダニエル。

 バーボンにもある、特有の甘さとバニラ香。

それに加え、チャコールメローイングを感じさせる、炭独特の酸味と香り。

これらの感じが上手く口の中で重なり、より上品さを感じさせてくれる気がします。

今夜はジャック・ダニエルを楽しんでみてはいかがでしょう。





posted by モンブラン at 03:37| Comment(0) | お酒・BAR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月21日

ミステリアス・ウイスキー ≪グレンリベット・アルファ≫

 アルコホールのホームページが更新された。

ならば、「アルコホールへ行かなければ」と思い、ホームページが更新されてから数日後、私はアルコホールへと向かった。


 店の扉を開け、店内をのぞくと、そこには私のほかにもう一人のお客が...

よく顔を見てみると、アルコホールで何度も顔を合わせえたことのある『お酒にめっぽう詳しい』常連さん。

そのお客さんとマスターと一言、二言会話をしながら席に付いた私は、お酒を注文した。

「グレンリベット・アルファをお願いします」

私がそう言うと、マスターは残念そうな顔で、

「あー。あれは、もう売れて無くなったよ・・」

ホームページが更新されて1週間も経っていなかったので、その言葉を聞いて私は驚いた!?

「えー!?マジですか?」

私を驚かせたかったのか、マスターは私の驚いた顔を見ると、

「冗談やよ。まだ残ってるよ」わーい(嬉しい顔)

そう言ってマスターは店の奥へと入り、ボトルを取り出してきた。

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 ザ・グレンリベット・アルファ

 全世界(17カ国)で3350本、国内200本だけの限定販売の極希少なザ・グレンリベット・アルファ

 この作品は、ボトルも中身が見えないように、全面をマットな黒で覆ったミステリアスなデザインで、カスク、熟成年数、テイスティング・ノ−トなど、そのスペックが一切公開されていない大変珍しいシングルモルト・ウイスキー。

商品情報に左右されずに、ウイスキ−の知識と自身の感覚を頼りに、まるで、飲んだ人を悩ますために造られたウイスキー。

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 グラスに注いでもらい、色合いを確かめ、香りをかいで、まず1口含んでみた。

カスクストレングスでボトリングされた、ザ・グレンリベット・アルファはアルコールが強いため、お酒にあまり強くない私にとっては口あたりにすごく刺激を感じた。

それでも、このミステリアスなウイスキーを探るために2度、3度と口に含みながら考えていたのだが、なかなか答えが導き出されずに、少し時間が経ってしまった。

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マスターと、もう1人のお客さんとこのウイスキーについて少し話をして、改めてそのウイスキーを口にしたとき、私の顔は誰でもわかるかのような笑顔に変わっていた。

私を見たマスターが、
「どうしたの?そんなに嬉しそうな顔をして?」

少し時間を空けたことと、アルコールに舌がなれたことで、より、このウイスキーについて感じることができたため、やっと、そのすばらしい味わいに私は気付くことができた。

そして、このミステリアス・ウイスキーについて私が導き出した答え。

・オーク樽で12年以上熟成させたウイスキー

・シェリー樽で14年以上熟成させたウイスキー

・プラス、何かの樽で熟成させたウイスキー

の3種以上の樽をヴァッティングというのが私の最終的な答え。

答えは6月中旬に、グレンリベットのフェイスブックなどで明かされる。


 今夜はザ・グレンリベット・アルファで悩んでみてはいかがでしょう。

アルコホール
http://homepage2.nifty.com/alco-hall/




posted by モンブラン at 01:49| Comment(1) | お酒・BAR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月18日

最高のバーボン

 2杯目

 先に注文したシングルカスク余市1988を時間を置いて楽しむため、私は、その間に飲む、お酒を考えた。

 そして、お酒を見つけ、
「次はジョージをお願いします」わーい(嬉しい顔)

「ジョージ.....」

マスターの頭にが浮かび上がったのを感じた私は、改めて正式名称で注文した。

「ジョージ・T・スタッグをお願いします」

マスターはそれを聞いて、

「ジョージ・T・スタッグをジョージと注文してくるのは初めて聞いたよ」
と少し苦笑い。

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 ジョージ・T・スタッグ

 バッファロー・トレース社が毎年生産する、世界で数百本限定のバーボン・ウイスキーがジョージ・T・スタッグ

 前にも私のブログでアップしたことがあったので、今回はおさらい。


 酒名となったジョージ・T・スタッグは、セントルイス出身の卸売業者。

1878年に当時のオールド・ファイヤー・カッパー蒸溜所を買収。

その後1904年にジョージ・T・スタッグ蒸溜所へと改名。

アメリカで確固たる地位を築き、当時大人気のバーボン、7年物のオールド・スタッグを生み出した人物。

 バッファロー・トレース社は、栄えある「ジョージ・T・スタッグ」の名を冠する最高のバーボンを創造するため、テイスティングチームを結成。

同社にある数え切れない樽の中から選び抜いた、熟成年数の異なる最高のサンプルを16種選びテイスティング。

結果、アメリカンオークより、フレンチ・オークの樽で熟成したもの、木目の詰んだ材質の樽で熟成したものが高い評価を得た。

そして、その条件に適合した一樽が選ばれ、15年物のフィルター処理を施されていない最高のバーボンが誕生した。



 先に飲んでいたお酒にによって、舌がアルコールに慣れた私には比較的、ジョージ・T・スタッグは少し柔らかく感じたものの、それでもアルコール度数の強さは、よく感じられる。

 飲んでみると、甘いバーボンの味わいと、強い香りが私の味覚と嗅覚、そして心を非常に楽しませてくれました。



 あまりお酒に強く作られていない私の身体には、先に飲んだシングルカスク余市1988ジョージ・T・スタッグの強いアルコールにより、途中舌が廻らなくなってきて、この日はここでチェックしました。


 今夜は、ジョージ・T・スタッグを楽しんでみては、いかがでしょう。

アルコホール
http://homepage2.nifty.com/alco-hall/


ジョージ T スタッグ 70.3° 750ml

ジョージ T スタッグ 70.3° 750ml
価格:52,500円(税込、送料別)



posted by モンブラン at 00:50| Comment(0) | お酒・BAR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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